在日コリアン人権協会 The Human Rights Association for Koreans in Japan.

『liber〜リベール〜』
154号7月号(2009年6月25日発行)

収録内容

◎特集「第5回在日コリアン人権協会理論研究会報告
   『怪しきはやり言葉「多文化共生」の欺瞞性を問う』」

 去る3月25日(日)に在日コリアン人権協会理論研究会第5回定例会が開催された。
「怪しきはやり言葉『多文化共生』の欺瞞性を問う」をテーマとした今回の研究会には、大手前大学教授 安藤幸一氏が報告者として参加。『多文化共生』という言葉が日本社会を席捲した1980年代後期の社会背景やアメリカのマイノリティ運動の歴史的経緯を振り返りかえることで、その言葉の由来・発端について分析し、日本における『多文化共生』の問題点や欺瞞性について報告した。
 なお紙数の関係上、本特集は2号に分けて連載し、本号では主に安藤氏の報告『アメリカの公民権運動・多文化主義と日本の多文化共生論』を掲載する。
■自己紹介
■日系アメリカ人の在日コリアンの共通点
■「一世」という言葉の重み
■公民権運動から生まれた多文化主義
■メルティングポット論とサラダボウル論
■オバマ大統領誕生の素地

人間は管理されるべき存在か再論@

―入管法「改正」を検証する

執筆者:佐野 通夫さん(こども教育宝仙大学)

liber/エッセイ「国籍に翻弄されてきた旧植民地出身者とその子孫A」

李相鎬(イ・サンホ)

〜資料整理ボランティア募集〜

◎在日コリアン人権協会理論研究会 第7回定例会〜予告〜

テーマ:「日本のマイノリティ運動の連帯のあり方について(仮題)」
日 時:2009年10月4日(日)14:00〜16:30
会 場:平野人権文化センター 2F会議室
報告者:武者小路公秀さん(元国連大学副学長、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長、反差別国際運動日本委員会理事長、フォーラム21代表他。)
主催(共催)/在日コリアン人権協会・A.P.LINC姫路
会 費:研究会/【一般】2,000円、【学生】1,000円、【企業】10,000円
    懇親会/2,000円
正式名称「アジア太平洋ローカル・イニシアティブ・ネットワーク・コーリション・姫路」。ダイナミックに発展するアジア・太平洋地域において、自由と自決、公正と正義を求める諸市民社会の粘り強いイニシアチブが各地で台頭している。本研究所はこれまで決して十分光が当てられたとは言えないこうした市民運動の実相を、市民の立場に立って解明し、その運動の抱える問題点、課題、展望を理論と実践の両面から究明する。本研究所は研究の成果をインターネット、著作、報告書、公開講座などを通じて広く市民に報告する。吉田勝次(アジア太平洋研究センター客員教授、元兵庫県立大学教授、歴史学博士)氏が会長を務める。