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2009年2月25日

在日コリアン人権協会理論研究会開催のご案内

在日コリアン人権協会
会長 李相鎬

 1980年代後半から「多文化共生」という言葉が登場し、瞬く間に日本社会を席巻した。外国人労働者受け入れの議論から広がり始めたこの言葉は、今やあらゆるジャンルで使われている。
 差別問題がいつの間にか人権になり、さらには多文化共生に変貌した。その解決策は、行政の主導による多文化の祭りと啓発事業に収斂された。かくして現実に横たわる社会的格差と不平等は、文化の違いに矮小化され、闘いは共に生きる(共生)いとなみを阻害する時代遅れの行為とされた。多文化共生=共に生きる、この耳障りの良い言葉は結果として、格差と不平等を生み出す者たちに対して、莫大な利益を与えていることを見逃すわけにはいかない。
 民族差別撤廃運動が停滞した思想的要因のひとつである「多文化共生」を私たちは改めて本研究会で検証する。問題提起者の安東幸一氏は、永年アメリカでマイノリティ運動を実践してきた活動家でもある。多文化主義がアメリカで生まれた経緯、日本との比較を通じて、マイノリティ運動再生への道を探る。

主催    在日コリアン人権協会
テーマ   「怪しきはやり言葉「多文化共生」の欺瞞性を問う」
日時    2009年3月29日(日)14:00〜16:00 研究会
                   16:00〜16:30 交流会
                   17:00〜19:00 懇親会
会場    平野人権文化センター
      〒547-0042 大阪市平野区平野市町3丁目8番22号
      JR関西本線「平野」下車…徒歩15分
      電話番号06−6792−2007
参加費   研究会/【一般】2000円、【企業】10000円、【学生】1000円(資料代含む)
      交流会/参加費無料(会場 平野人権文化センター同会議室)
      懇親会/2000円(会場 八尾オンドルパン)
内容    報告「アメリカの公民権運動・多文化主義と日本の多文化共生論」
        安藤幸一(あんどう・こういち)
コメンテーター 李 相鎬(在日コリアン人権協会会長)
        徐 正禹(在日コリアン人権協会副会長)
        佐野通夫(四国学院大学教授)
以上

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