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2009年6月25日

在日コリアン人権協会理論研究会開催のご案内

在日コリアン人権協会
会長 李相鎬
 日本のマイノリティ運動は共闘、連帯に乏しく、マイノリティ運動総体が弱体化している遠因のひとつでもある。なぜ連帯できないのか、その原因を追究し、マイノリティ運動再生への道筋を明らかにする。
 今回のテーマであるマイノリティ間の協力は、本研究会の基本テーマである「民族差別撤廃運動の再生」にとってきわめて重要な課題である。報告者の武者小路公秀氏は、反差別国際運動副理事長を務め、長年マイノリティ間の連携に取り組まれてきた。
 在日コリアン人権協会の関係者およびリベールの読者においては周知の事であるが、報告者が副理事長を務める反差別国際運動は過去、本会に対し「エセ行為」の疑いがあるとの理由で理事職を解任した経緯がある。それでもあえて、私たちは武者小路公秀氏と率直な意見交換を行い、これからの日本のマイノリティ運動の再生、発展のためにはマイノリティ間の連携が欠かすことのできない焦眉の課題であり、そのためには過去の経緯をざっくばらんに話し合い、次の世代に運動の展望をつなぐ義務が私たちにあることを確認した。
 打ち合わせの過程において、在日コリアン人権協会が反差別国際運動から解任されたいきさつ、現在の部落解放同盟の問題点、さらにマイノリティ運動にとって必要な財源を行政、企業から獲得することの是非、および部落解放同盟が行政と一体化することによって、行政官僚たちの主導の下、人権予算を独占支配することによって、他のマイノリティを系列支配下に置き、これに従わない運動体を攻撃・排除する現状についても意見交換を行った。
 本研究会では、打ち合わせ段階での意見交換を元に、さらに突っ込んだ率直な話し合いを行う予定である。報告者からも「ざっくばらん」な話し合いになることを期待するとのコメントが寄せられている。
 本研究会を開催するにあたって、重要なポイントは、個別的な過去の対立の経緯を逐次取り上げることが目的ではなく、具体的経緯分析を通して、ありうべき連携の姿と、それを実現ならしめる条件整備を提案することをめざす。
 ちなみに、コメンテーターの柏木氏は、在日コリアン人権協会副会長である徐正禹氏が提起した北口裁判の原告側証人を務めた。北口裁判をとおして見えてきた、現在のマイノリティ間の連携の問題点およびアメリカでの経験から日米の連携の違いに関する報告を期待する。
主催(共催)在日コリアン人権協会・A.P.LINC姫路
テーマ   「人権と人間の安全を巡るマイノリティ間の協力の諸問題」
日時    2009年7月12日(日)14:00〜16:30 研究会
                   17:00〜19:00 懇親会
会場    平野人権文化センター
      〒547-0042 大阪市平野区平野市町3丁目8番22号
      JR関西本線「平野」下車…徒歩15分
      電話番号06−6792−2007
参加費   研究会/【一般】2000円、【企業】10000円、【学生】1000円(資料代含む)
      交流会/参加費無料(会場 平野人権文化センター同会議室)
      懇親会/2000円(会場 八尾オンドルパン)
内容    報告者 武者小路公秀(反差別国際運動副理事長・大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長・元国連大学副学長)
コメンテーター 李 相鎬(在日コリアン人権協会会長)
        柏木 宏(大阪市立大学院教授) 他未定
以上

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