参加者からの意見
■利用主義としての共同闘争の反省を

細田勉氏
「さっき共同闘争という話もあったのですが、僕は最初から解放運動は共同闘争だと思っているのです。が、改めて共同闘争と言わなければいけないところに、今の解放同盟の弱さがあるんだと思うんですよ。もう一つ解放同盟の共同闘争というのは、自分でやるところへ賛同する人間を連れてくるだけの共同闘争であって、本当の意味で一緒に作り上げる共同闘争というのは組んできていないと思うのです。今では色んな事をやるときに解放運動がやってきた共同闘争の弊害というのは物凄く出てきているなと、ただ単に色んな組織を利用してきただけだろうなという、やはり自分が運動に関わる中で感じたことです。それが、徐さんが書いている修士論文を読ませていただく中で、解放運動がやってきた良い部分と同時に功罪というのがあるんかなあと感じました。
 解放運動そのものを大阪の運動だけで見て欲しくないなあ、もうちょっときちっとした形で全体を見て欲しかったなとは思いました」

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