参加者からの意見
■事業先行型運動が問題

中田雅幸氏
「解放同盟の内部で運動が少なくなったのが大きな問題だと思います。僕が運動を離れた原因というのも、柏木先生も言った運動と事業の分離です。僕の同級生は支部の執行委員はしてないんですけども、事業の方の事務局長をやっていました。そこでやられている事業に対して、色んな圧力がかかると。例えば『金を回せ』みたいなとか『駐車場をもっと安くせぃ』とか、そんなのに『不正入居』か入るとか。そういう不正に対して同級生がずっと闘っていたのですか、結局自殺をしてしまうのですね。なぜそこで運動が守れなかったのかなんです。
 柏木先生かおっしゃられていたように、もっと横の連携を作っていくとか、事業はこうだから運動はもっとこのように展開してくれだとか、連携があれば非常に第三期の運動という部分では進んだのではないかなと思うんですけども、―つの支部の中でそういうのが起こる。もっと多くの支部の中でも、それこそが飛鳥の事件とか色々あったと思うんですが、起り"得てた"と思うんですね。僕自身それを守れなかったというしんどさとか。運動が本当に限界なんじゃないかなあという思いで、僕自身運動から抜けていったという経過かあります。部落解放同盟は在日コリアン人権協会と袂を分かつという現状ですが、その辺りの問題を徐さんの方から色々な提起とかをしてもらいたいなという気持ちがあります。」

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