8/11/2006 05:04:00 午後
 2005年2月、積水ハウスに勤める徐文平(ソ ムンピョン)さんは、客に本名の名刺を渡したところ、客から2時間にわたって露骨な民族差別発言を受けました。徐さんは、会社に帰って、上司に報告したところ、客の発言があまりにも悪質であったため、上司が連絡をとって話し合おうとしましたが、客は全くとりあおうとしませんでした。
 最終的に会社は、徐さんに裁判で訴えることをすすめました。徐さんは、悩んだ末裁判という手段を選びました。徐さんは、なるべく周囲の人たちに迷惑をかけず、本人同志で話し合って理解を求めようとしていましたが、他に方法がなく、このままでは泣き寝入りするしかないことから、裁判を決意しました。

この裁判の社会的意義はつぎのように集約されます。
  • 民族差別発言を訴えたはじめての裁判。
  • 企業が社会的責任を果たす観点から、裁判を支援したこと。
  • 本名で働くことを否定する行為を法廷で問う、初のケース。

 在日コリアン人権協会は、この裁判を全面的に支援します。ともすれば、多文化共生の美名の下、在日コリアンに対する差別の現実が無視されつつある中で、この裁判は在日コリアンが本名で普通に生きることが、いかに困難であるかを日本社会に示す重要な意義があると考えるからです。
 事件がマスコミに報道されて以降、インターネット上では意図的かつ差別的に歪曲された情報が、数多く掲載されています。本サイトは、真実の情報を基に、議論が展開されることを目的に、原告である徐文平さんと協力して、立ち上げました。

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